12月25日(月)の1校時に、二学期の終業式を行った。式服を身にまとい、充実した、いい顔の安田っ子達!校長先生のお話からも、二学期の頑張りを誉めて頂きました。二学期は、初日にウフシヌグ体験から始まり、区民総出演の大運動会!チャレンジした校内童話・お話大会、思い出いっぱいの修学旅行、毎日の授業や家庭学習、心に貯金!読書感想文・画、やりきった学習発表会等、一人一人の頑張りと安田っ子12名のチームワークと9名の先生方のきめ細やかなご指導に感謝です。数々の頑張りの足跡をふり返り、一回りも二回りも大きく成長した安田っ子!会場のみんなで大きな拍手につつまれた終業式でした。終業式の後、安田っ子みんなでクリスマスソングのハンドベルや歌を歌い、優しい空間に一体感が生まれました。すると校長サンタクロースからのサプライズ!プレゼントを手渡された安田っ子の喜ぶ顔が、まぶしいほど輝いていました。
子どもたちの活動
楚洲あさひの丘交流会
国頭地区音楽発表会に参加して
世界エイズデー ~人権教育~
12月1日(金)に体育委員会の活動の一環で、エイズデー集会にて、エイズについて発表してくれました。『エイズは、今から30年ほど前に発見された、新しい病気です。はじめは、特別な人だけがかかる病気だとか、簡単にうつる病気だと言われ、HIV感染者やエイズ患者がいじめられたり、仕事や学校をやめさせられたり、とてもつらい思いをしていました。でも、研究がすすむにつれて、誰でもかかる可能性がある病気であること、正しく理解していれば感染を予防できることがわかってきました。私たちもエイズの正しい知識を身につけ、差別をなくして、みんなで応援していきましょう。』という発表でした。「一人一人の基本的人権や生きる権利を尊重する」真剣な態度に、一歩成長を感じる集会でした。
ありがとう集会『感謝 無限大!』
平成29年11月30日(金)に、児童会の計画による「ありがとう集会」が行われました。安田区長はじめ、11名のお世話になっている方々をお招きし、「日頃の感謝の気持ちを伝える」ことをねらいとしています。まず、校長先生から、地域の皆様の紹介とお礼の言葉がありました。『日頃の授業・体験学習・学校行事・環境整備等へのご協力はもちろんのこと、健康・安全・見守り等の地域での生活面でもお世話になりまして、感謝申し上げます。」次に、安田っ子から、感謝のお手紙と花鉢のプレゼントが手渡されました。地域の皆さんが、笑顔で受け取って頂き、安田っ子も大変喜んでいました。児童代表して、金城さんがあいさつ。「これからも私たちは勉強にスポーツにがんばります。地域のみなさん、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。」最後に、地域代表のシヌグ保存会代表の 大城盛雄さんから「児童のみなさんの頑張りが、地域を元気にしてくれます。これからも勉強にスポーツにがんばって下さい。先生方、子ども達への教育に尽力されていることに感謝致します。これからも、地域・保護者・学校が一体となって、子ども達のよりよい教育環境・地域を共に創っていきましょう。」と、お礼の言葉を頂きました。
やったね!学習発表会 大成功!!
平成29年11月26日(日)に、体育館にて「さぁ!はじめよう 12人で 安田の限界 とっぱ!!」をテーマに、学習発表会が行われました。ねらいは、三つ!①日々の学習の成果を発表し合い、学校生活を豊かなものにする。②演技に参加することにより、発表力、表現力をのばす。③発表の計画、練習、実践を通して、自主性、計画性、協力性、責任感を育てる。等です。掲示物の作文や絵なども、一学期からの学びの積み重ねにより、だいぶ上手になってきました。プログラム第一回は、1年生の元気のいい、ウチナーグチの「あいさつ」から始まりました。次に高学年の安田太鼓。チームワークよく、調子のあう太鼓の響きが心地よかったです。その後、1・2年生、4・5年生、6年生とそれぞれの学級で学んだことを、堂々と発表していました。また、4年生~6年生は、総合的な学習で学んだ「ヤンバルクイナの全て」を丁寧に、わかりやすく・・・。国頭村代表となった増田さんの「神様のひっこし」の童話お話も、ききやすい声でたのしく発表してくれました。全児童による音楽発表は、合唱や合奏・演奏など、工夫ある取り組みに、保護者や地域の皆様から大きな拍手を頂きました。全体体育では、一人一人が「自分のめあて」を達成するよう、マット運動と跳び箱運動にチャレンジしました。最後に、創作劇「桃太郎 安田太郎」は、役になりきって演じていました。台詞や動きなど、高学年と低学年の絶妙な掛け合いがたのしく、衣装をまとい、舞台の演出効果で、手応えのあるいい顔で、演じきった安田っ子!安田っ子一人一人の「学びと成長」に、応援・激励くださいました保護者や地域の皆さんの温かい拍手に感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。これからも、応援、よろしくお願いいたします。
首里古事の森育成事業 ~首里城・識名園 見学を通して~
平成29年11月13日(月)に、首里古事の森育成事業による『首里城・識名園』見学(安田小・安波小合同)がありました。首里城・識名園に使われている木材と国頭村の山々(木々)との関わりから、琉球の歴史に思いをはせる貴重な機会となりました。当時の琉球の政治は、日本と中国の文化(生活・建築技術等)を首里王朝の文化に融合させることで、外交政策を進めていたとのことでした。首里城の作りが中国の宮殿と日本のお城建築の技術を取り入れたものと初めて知った安田っ子と先生方!!“驚き”の連続でした。二番目に訪問した識名園でも、丁寧なガイドの説明を聞きながら、沖縄の建築様式や庭園づくりのすばらしさに“感動”しました。『「平和と礼節」を重んじる民族としての自信と誇りを今に伝えている 。』厳粛な雰囲気を感じた安田っ子でした。
地震・津波避難訓練を実施して
平成29年11月2日(金)10時に県広域地震・津波避難訓練とタイアップして本校も避難訓練を実施しました。警報を聞いて後、地震を凌ぐために、第一次避難(机の下に)をしたあと、次の津波の放送を聞いて、第二次避難(高台へ)速やかにに避難をするという体験を実施しました。事前指導の確認事項を安田っ子はしっかり守り、どの子も真剣に行動していました。避難の途中では、自治会長の避難誘導や保護者の見守り等も有り、緊張感のある訓練がしっかり行われました。頂上の避難場所では、伊計 忠 自治会長からも避難時の大切なお話をして頂きました。『自分の命は、自分で守る!そのための知識とすばやい行動』を・・・一人一人が確実に身につけてほしい!
「人権教室」から学ぶ ~ハンセン病史を通して~
平成29年10月31日(火)に、平成29年度の人権教室を行いました。講師に、沖縄愛樂園自治会長の金城雅春 氏をお招きし、ハンセン病史を紡ぎながら、お話しくださいました。ご自身がハンセン病にかかり、25歳で国立ハンセン病療養所沖縄愛楽園に入所。初めて病と対峙し、食事が喉を通らない日もあった。園内の書庫で書物を読みあさり、国の隔離政策、徹底的な差別の現状を学んだようである。その壮絶な体験から、「人権回復への道」をひたすらに歩んでいらしたとのこと。児童にとっては、少し難しいお話であったが、金城さんの真剣なまなざしや語りで、人権の大切さと差別する社会の怖さに感じ入った様子でした。「愛楽園を訪問したことがある?」の質問に「ハイ」と手を挙げる児童が3名ほどいた。平和な今の時代だからこそ、『「基本的人権の尊さ」に気づいてほしい!』『優しさと強さを兼ね備えた人格を・・・』と、願わずにはいられない貴重なお話でした。
楽しい修学旅行!(那覇市での体験・・・)
平成29年10月19日(木)~20日(金)に、待ちに待った一泊二日の修学旅行に行ってきました。今年度は、6年生の旅行団にて出発。小学校での最大イベントとなりました。見学目的地は、具志川火力発電所、県議会棟、沖縄県警察署、裁判所、スケート場など、盛り沢山でした。朝7時30分に学校車に乗り込むと、1年生~5年生の在校生、先生方が、手を振って見送ってくれました。『一日目、初めに、具志川火力発電所では、石炭や風力で電気を作るまでの流れをビデオで視聴し、その仕組みを学んでいました。特に驚いたのは、「石炭や燃やしたときの煙を地球に害のない形で排出したり、発電で使った水使った水をきれいな水に変えたり石炭灰をリサイクルして、道路を作るときの材料に変えたりして、地球の環境を守っている」ということでした。次に、沖縄県議会場を見学しました。本議会場は、とても迫力がありました。県議会議員の皆さんによる委員会での話合いの様子を 観ることができました。どの議員も真剣に、緊張感のある話合う様子が観られました。議会棟内にある図書館へ行く、沖縄県に関する資料がたくさんありました。自分が生まれた日の新聞を見ることができました。三番目に沖縄県警察署に行きました。事件・事故への対応の仕方や沖縄県警の歴史などを知ることができました。その後は、宿泊先のホテルで食事をして、お楽しみの交流会での出し物(漫才、コント、マジック、クイズ、先生方のダンス等)で、大いに盛り上がりました。二日目、国際通りの散策や買い物を楽しみました。昼間の国際通りは、観光客がたくさんいました。最後に、アイススケート体験をしました。初めは、ぎこちなく滑っていましたが、慣れるにつれ、どんどん上手に滑れるようになりました。』(以上、児童の感想から)安田っ子六年生二人は、修学旅行の体験から、多くの学びとステキな思い出を一杯つくってきたようです。
国頭村PTA主催童話・お話大会へチャレンジ!
平成29年10月13日(金)に国頭村PTA主催の童話お話大会が行われました。学校代表で、低学年の部 男子 増田山太さん「神様のひっこし」、女子 大城聖愛さん「わがままなうさちゃん」高学年の部 男子 比嘉拓磨さん「愛知と沖縄をつないで」、女子 金城洸愛さん「ハッピースマイル」にて出場しました。日頃、練習で培った力を本番では、伸び伸びと発表していました。会場一杯の人に、大きな拍手を頂いて少し、自信が芽生えてきたようです。「自分の思ったことや考えたことを相手に伝える」ことができる力を、これからも学校生活や授業でコツコツと身につけていくように、「自分らしい学び」を歩いてほしいです。学校代表のみなさん、大変よく頑張りました。低学年の部 男子の 増田山太さんは、国頭村代表に選出されました。次の大会でも、自分らしい発表で楽しんでくれたら、うれしいです。
薬物乱用防止教室での学び
平成29年10月11日(火)に、薬剤師をお招きし「薬物乱用防止教室」を実施しました。先生は、パワーポイントの資料を使って、児童にわかりやすくご講話して頂きました。『いわゆる「薬物」「酒」「たばこ」等を摂取すると、知らず知らずのうちに体を病んでしまう恐れ(リスク)が高まってしまう。』ので、『自分の心と体の健康を大切にする生活の仕方に気をつけることが重要です。』という趣旨のお話でした。お話を聞いて、児童の感想に“「自分が思っていた以上に、酒やたばこが体に悪いんだ!」ということを学びました。「お父さんもたばこをすっているので、吸い過ぎに注意したいです。お父さんのたばこをやめさせたいです」「一日に30本吸う人もいることに、驚きました。お酒もたばこも毎日飲むとダメ」ということが分かりました。「薬物は、人をほろぼす薬といって、ぼくは、とても怖くなりました。」という感想がありました。特に、悪い誘惑に対して、「礼節と勇気を持って断る」ことの大切さを強調されていました。私たち教師も、大変貴重なお話を拝聴することができ、今後の生活指導への大きな示唆を頂きました。
第2回国頭村小学校交流学習での学び
平成29年9月29日(金)第2回国頭村小学校交流学習が村教育委員会の主催にて実施されました。その目的は、①各学年の発達段階に応じ、他校との交流を通して自己を見つけ、協調性・適応性や意欲の向上を図り、地域のへき地性を克服し、児童の社会性の育成に期する。②交流学習を通して児童の生活経験及び学習経験を豊かにし、ものの見方や考え方を拡充させる。③よい思い出をつくらせ、友情の芽を育てる。④他校の児童の中で集団行動から自己を見つめる。⑤教師の研修交流を深めて、学習指導及び授業改善に役立てる。とあります。今回は、奥間小学校のお友だちや先生方に世話になり、交流学習で学び合い、先生方も子ども達や他校の先生方の授業を参観し、“学び成長する機会”となりました。現在、学校・教室・授業に求められる『力』を共有し、実践につなげたい。ア、対話的コミュニケーション能力 イ、解決に向かう力 ウ、助け合い、支え合う力 エ、他者へ理解を示す力 等である。授業実践した安田小先生方の様子を、写真にて紹介いたします。
※5時間目に、奥間小学校 お二人の先生方による 6年・理科「水溶液の性質」と、5年・国語「大造じいさんとガン」を焦点授業として参観研修しました。斉藤智哉先生(國學院大學准教授)を招聘し、教師の授業力向上を目指す授業研究会を実施、有意義な時間を過ごしました。授業における学びの視点(見方・考え方)や学級経営・授業経営のヒント満載の授業でした。
いざ!チャレンジ 校内童話・お話大会
9月28日(木)2・3校時にPTA主催による校内童話お話大会が行われました。1・2年生は、題材を好きな童話から探しだし、4年生~6年生は、自分で作文し、覚えて意見・発表する形式でチャレンジします。体育館の舞台に立つその表情は、緊張の面持ちがみられました。しかし、一声発すると、練習してきた自信が発揮されました。言葉一つ一つに、想いが込められ、堂々とした発表に会場の皆さんから大きな拍手がおくられました。特に、一年生は、初めての体験にもかかわらず、元気いっぱい自分の言葉で、表情豊かにお話を届けてくれました。高学年も自分の体験から学んだこと・感じたこと・想いを自分の言葉でまとめて発表してくれました。
※学校代表として、低学年の部 男子1人・女子1人、高学年の部 男子1人・女子1人の 合計4名が国頭村大会に参加します。応援、よろしくお願いします。
日時:平成29年10月13日(金)集合:13:50 開始:14:00~16:45
会場:低学年の部・・・奥間小学校 体育館、高学年の部・・・国頭村ふれあいセンター
キャリア教育講演会 『私の歩み ~陶芸家への道~」
9月25日(月)3校時に、キャリア教育講演会に、増田良平 氏をお招きし、陶芸家としての歩みをお話し下さいました。ご自身の小学校・中学校・高校・大学の学校生活をふり返ってのお話に、安田っ子は、興味津々!楽しかったこと、おもしろかったこと、つらかったこと等、いろいろな体験や人・コト・モノとの出会いから、学びを経て、ご自身の豊かな感性が芽生え・成熟していく様子が感じられるお話でした。また、一年生~六年生までの安田っ子に退屈させないように陶芸の実技指導も交えながらのお話に、食い入るように関心を示していました。作品づくりを通して,心を込めて作成する楽しさや考える楽しさを 実感したようです。『絶えず自分自身と向き合い、いろいろなことから貪欲に学ぶ姿勢』に、私たち教師も大変勉強になりました。お忙しい中、安田っ子のために本当にありがとうございました。
移動水族館 『海の課外授業』
大運動会 ベストをつくし世界をふるわせろ安田っ子魂!!!
安田のウフシヌグへ参加して(体験学習)
8月28日(月) 国頭村安田区!この地に400年も昔から伝わる伝統文化(安田のウフシヌグ)がある。国の重要無形民俗文化財である。シヌグとは、五穀豊穣などを祈願する行事で、隔年で「大シヌグ」「シヌグ小」が行われる。ウフシヌグの特徴は、ヤマヌブイ(山登り)を三カ所に分かれて行う。ササ、メーバ、ヤマナスの山を男達が、つる草や草木を身につけ、心一つに山に登る。太鼓の合図とかけ声の下に周回する。男達は、山神となって下山する。一人一人手にした草木で、合流地点にて女性達の邪気をお祓いする。その後、安田の海で、祈りを捧げる。最後に、安田の川に入り、村中の男達のシヌグへの儀式が完了する。安田っ子の男子(1年生~6年生)や男教員も出で立ちを整え参加した。ヤンバルの森や山、空気、貴重な生きものたち等、神聖な自然に対する畏敬の念が芽生えてくる。夜になると、安田の女性達が、伝統の舞踊「ウシンデーク」を歌い踊り、無病息災や豊漁を神に祈る。『村を挙げて、大切にしているもの、それは、何だろう』子ども達に地域のよさを感じてほしい。写真にて、その一端を紹介したい
お知らせ : 平成29年10月1日(日)午後3時~4時 RBC琉球放送にて
『日本の祭り ~安田のシヌグ~」がありました。
2学期 始業式だよ!全員集合!
国の重要無形民俗文化財 安田の大シヌグ講話
7月20日(木)大城盛雄さん、 区長さんをお招きし大シヌグ講話が開かれました。
8月28日に行われる大シヌグに向け、盛雄さんが子ども達へシヌグについてのお話をしてくれました。
安田のシヌグは、沖縄県北部に400年前から伝わる豊年祭です。また、「五穀豊穣」「無病息災」を祈願して山の神と海の神の両方を祭る伝承文化(神事)です。
「ウフ(大)シヌグ」で行われる「ヤマヌブイ」(山登り)では、男性だけが草木を体にまとい山の神様から霊力を授かります。「一日神」となった男達は下山し海ので厄払いをします。
「ウフ(大)シヌグ」で踊られる古舞踊の「ウシンデーク」では、女性だけが円陣を組み、太鼓と歌に合わせて約一時間踊ります。
安田のシヌグは、昔からの祭礼の内容が一つも欠落することなく原形のまま伝承されています。細かいところまで昔のやりとりが継承されている点で、県を代表する文化財として指定されました。
盛雄さんの話しを聴いた子ども達に、シヌグに参加したいという強い意気込みが感じられました。地域の伝統文化を大切にする心と、安田区の一員であることに誇りを持てる貴重な時間でした。