6月22日(木)に安田小学校・安波小学校合同による「平和講演会」と「救急救命講習会」を実施しました。
慰霊の日を迎えるにあたり、母校の先輩である古堅実吉(ふるげん さねよし)様をお招きし、平和講演会「地獄の沖縄戦を考える」~再び過ちを繰り返さないために~を開催しました。
戦前・戦中・戦後の体験を、当時の様子を涙を浮かべながら子ども達に語ってくれました。
昭和45年3月23日の大空襲による沖縄戦が始まった。26日、米軍が慶良間諸島に上陸。3月31日、沖縄師範学校男子部が招集され、「鉄血勤皇師範隊」が結成される。4月1日から米軍は沖縄本島を横断し、北部と南部に進行。6月18日、師範隊に解散命令が出た。
6月23日、沖縄戦の組織的戦闘は終わった。あの沖縄戦からの最大の教訓は「軍隊と基地に頼って戦争を構えては、平和も安全も、命も守ることはできない。」と強く訴えていました。
「世界のこれからの平和な未来を創っていくためには、粘り強い対話による外交が要となる。」の古堅実吉先生のお言葉が子どもたちの胸に熱く響いていたようです。
安田小っ子は、これからの学校生活を豊かに過ごせるよう、学び合い・支え合いながら「学びの道」を歩んでいきます。
午後からは、国頭消防署の団員(三名)を招聘し、救急時における心肺蘇生法、AEDの使い方などを優しく丁寧にご指導頂きました。もうじき、子ども達が楽しみにしている水泳学習が始まります。その水泳学習を前に、先生方と子ども達による体験学習(心臓マッサージ・AEDの使い方)を実施しました。
真剣なまなざしの先生方。一生懸命手順を確認し、一分間に100~120回のマッサージを汗だくになりながら体験しました。子ども達も心臓マッサージを経験することで、「命の尊さ・命を守る連携」等、しっかりと受け止めてくれたようです。
「安全に・楽しく・協力して」を合い言葉に頑張ります。