令和元年10月1日(火)の五時間目に、6年生の“特別の教科 道徳”の主事招聘授業が行われました。少人数での授業なので、授業の道徳的価値に迫るために、『お茶を点てる』体験を、どう位置づけ、考えさせるのかがポイントとなる授業でした。リフレクションでの、それぞれの教師の”学び”と”疑問”なども話し合われました。その後、国頭教育事務所 前川指導主事から『教材研究の一歩目を、指導内容項目の解釈を丁寧に・確実に行う』『学びの実態に即した関わり方』等で、授業デザインが決まってくるなど、懇切丁寧なご指導がありました。『特別の教科 道徳において、道徳的価値にいかに気づかせるか!』校内研としても、これからの授業実践に繋がる研修内容で、学びの多い授業研究会でした。授業実践とふり返りの積み重ねこそ、授業力向上への道!
子どもたちの活動
村内交流学習(研修)を通して
令和元年9月27日(金)に奥間小学校にて、交流学習が行われました。その目的は、(1)各学年の発達段階に応じ、他校との交流を通して自己を見つめ、協調性・適応性・意欲の向上を図り、へき地を克服し、社会性を育成する。(2)交流学習を通して生活経験及び、学習経験を豊かにし、ものの見方や考え方を拡充させる。(3)よい思い出をつくらせ、友情の芽を育てる。(4)他校の児童の中でも集団行動から自己を見つめる。(5)教師の研修交流を深めて、学習指導力及び授業改善に役立てる。と位置づけられている。図書室で待機していると、奥間小の児童の皆さんが迎えに来てくれました。安田っ子もそれぞれの学年・学級に案内され、1校時から4校時・給食清掃・休み時間まで交流を深めていました。また、先生方も受け持ちの授業に張り切って、チャレンジしていました。大人数での授業でしたが、教科の特性を生かしながら、大人数での「学び」を子ども達と一緒に楽しんで授業・学習していました。奥間小学校の先生方には、大変お世話になりました。又、午後の授業では、焦点授業として6年生の“特別の教科 道徳”の授業が行われました。講師に、齋藤智哉先生をお迎えし、授業改善の視点でご指導下さいました。先生方にも多くの学びがありました。安田っ子が、年々交流する中で、たくましさを増してきているような気がして、大変うれしくなりました。
新しい時代へ “プログラミング学習”
雨にも負けぬ!安田っ子の大運動会!
令和元年9月15日(日)に安田小学校の運動会が、大雨のため、体育館での実施となりました。急きょ、準備された体育館での入場行進も6年生を先頭に、堂々と行進出来ました。安田っ子8名の運動会に、保護者や地域の皆さんの応援で、元気いっぱい頑張ることが出来ました。今年のテーマは「真夏をふきとばせ!安田っ子の全力魂」で、一人一人自分の運動会の目標をつくり、自分らしく、挑戦していました。玉入れ競争や親子リレー、も笑顔一杯楽しんでいましたね。旗頭のガーエーを皮切りに、息の合ったエイサーが、輝いて見えました。地域の皆さんの楚洲の踊りやフォークダンス、校歌ダンスも楽しく終える事が出来ました。雨天のため、プログラムの内容が変更となり、おじいちゃん・おばあちゃん・地域の皆様の出番が少なくなりましたが、来年こそはいっぱい参加して楽しみましょう。ほんとに有り難うございました。
親子食育学習会!適度な運動・食事・睡眠!
PTA主催 校内童話・お話大会 がんばった!
令和元年9月3日(火)の2・3校時にPTA主催校内童話・お話大会が行われました。低学年は、自分で選んだ童話を、高学年は夏休みに体験したことを作文にして、発表してくれました。「忘れていたらどうしよう?!」と、不安を隠しきれずに、手に原稿を持って登壇する安田っ子もいました。ところが、いざ、本番になると大きな声で自分らしく、一生懸命チャレンジする姿がかっこよく、地域の皆さんからもおおきな拍手で応援・激励して頂きました。校長先生からの審査講評として「低学年は、大きな声で、わかりやすく発表していました。高学年は自分の体験を作部員することで、自分の思いを表現することが出来ていました。』等、お話なされていました。今年は、審査結果をすぐ発表。学校代表として、低学年から男女1名ずつ、高学年からも男女1名ずつ選ばれました。その他の安田っ子も『来年こそは、自分が頑張って、代表になりたい』と、胸に闘志を秘める安田っ子もいました。伸びようとする意欲に、大きな拍手をおくりたくなりました。
2学期 始業式!充実期 到来!!
安田っ子の体験学習! 大シヌグ!
令和元年8月6日(火)・7日(水)に安田区において、大(ウフ)シヌグが行われました。午前中に、公民館に男子が集まり、ワラを編んで、ガンシナー等の身支度を調え、三つの山に分かれて配置につきました。12時になると、「ヘイヘイホー」のかけ声と共に、三つの山々で神の化身となった男子が祈りをこめながら歩いて行く。那覇や浦添地区の郷友会のメンバーも駆けつけ、国指定伝統無形文化財と認められた、古来からの伝承文化を観ることが出来る。安田小学校の安田っ子や男子教師も身支度し、いざ参加!山・海・川を練り歩き、自然の豊かさと人々のつながり、ユイマールの精神が感じられる。夕方からは、女子によるウシンデークの『踊り』が披露された。1時間近く、歌に合わせて踊り続ける。安田っ子は、これからも、ヤンバルの森・樹木・生き物たちとの共存・共栄しながら、『学びの道』を探求していきたい。
自然一杯!体験学習だ!安田小学校 緑の少年団
令和元年7月30日(火)に安田小学校緑の少年団(9名)は、沖縄県民の森にて、沖縄県内で活動している緑の少年団の仲間と一緒に体験学習をしました。はじめに、各少年団の代表による自己紹介が行われました。安田っ子も少し照れくさそうにしてましたが、安田小学校の所在地、ヤンバルの森・生き物の様子や日頃の活動の様子等をかいつまんで紹介していました。会場に集まった団員みんなで木材を使って『手作りのプランターづくり』をしました。チームで着られた材料をネジとねじ回しを使って組み立てていく作業を、声かけしながらも、熱中していました。形になって行くにつれ、笑顔がふえていく安田っこでした。次に『火起こし体験』に挑戦でした。木くずを手こぎの火起こし器を使って、代わる代わる連携して挑戦するも、煙がでるものの火種をつくるとことまでいけませんでした。「次回こそは・・・!」と、闘志を燃やす安田っこでした。最後に、チームワークが試される『ネイチャークイズ』に挑戦。自然に囲まれたところで自然・植物や昆虫、樹木などから答えをみつけるなど、一人一人の感性をこんな風に刺激して、磨いていくんだなぁと感心しました。夏休みの1日を、安田っ子みんなで過ごした楽しい思い出が出来ました。
頑張った!1学期 終業式にて
令和元年7月19日(金)、1学期の終業式が行われました。安田っ子の校歌を誇らしげに大きな声で歌う姿が、かっこよく見えました。1学期を終えて、頑張ったことや夏休みにやりたいことなどを元気よく発表してくれました。校長先生からは、1学期のみんなの活動の足跡を、学校のホームページで振り返りながら、あのときのあんな頑張り、こんな頑張り等、いろんな活動を通して、少しずつ成長してきた安田っ子を、一杯誉めて下さいました。そして『夏休みの長い時間を、健康・安全に過ごし、やりたいことやためしてみたいこと等有意義に過ごすように・・・』と、ご指導くださいました。どの子も1学期をひとがんばりした充実したいい顔で、終業式を終える事が出来ました。
へき地三校学校保健委員会(三校合同)
令和元年7月18日(木)放課後に、奥小、安田小、安波小の三校合同の学校保健委員会を実施ました。各学校の校長、教頭、教務、体育主任、養護教諭、PTA会長の皆さんと学校医の皆さんと一緒に集い、話合いが行われました。各学校の養護教諭から発育検査結果や健康診断結果、考察や体育主任からは、体力測定や運動能力等の現状報告がありました。東部診療所の所長、町田孝様から子ども達の健康状態について、それぞれの学校ごとにご指導を頂きました。話しを聞いて、PTAの保護者からも日頃の生活のあり方(生活リズムや食生活・運動・睡眠等)をよりよく見直す良い機会になりました。との感想や意見など有意義な時間を持つことが出来ました。
稲刈り・脱穀体験学習だ~よ~!
令和元年7月10日(水)5・6校時に安田っ子農園の田んぼで、稲刈り・脱穀体験学習が行われました。そのねらいは、①米づくりのまとめとして、自然の恵みに感謝し、集荷ゥをみんなで祝う。②保護者、地域の方々との関わりを通して、思いやりや感謝の心を育てる。ことです。三月にみんなで植えた苗がすくすくと育ち、稲穂がたわわに実ってきました。今年は、田んぼのすぐ横に、手こぎの脱穀機を用意して、刈り取りから脱穀までを入れ替わり、立ち替わり皆で協力して作業しました。安田っ子のお母さんも参加してくれて、見守りと作業の協力もしてくれました。毎年の体験学習を通して、作業の手順がわかり、てきぱきと作業をこなせるようになってきた安田っ子。その様子を見て、お母さんも心地よい汗をかきながらも、ほほえましく見つめていました。安田っ子の感想「去年よりも、うまく刈り取ることができました。」お母さんからも「子ども達が、作業分担して、一人一人が責任と感謝の気持ちではたらく姿がみれて、うれしいです」と感想を頂きました。稲穂の成長にまけないくらい、安田っ子の成長も大きくたくましくなってきたようです。
七夕集会 夢をのせて!
活発な意見交換 地域教育懇談会!
へき地三校 いざ、プール開き!
すばやく行動!火災避難訓練!
令和元年6月28日(金)5校時に、国頭消防所の消防隊員をお招きし、火災避難訓練を行いました。火災発生の校内放送を受け、各担任の先生の指示にしたがい、整然と早歩きし、学校の外へと避難することが出来ました。時間は、避難に要した時間は、1分30秒でした。その後に、校庭で消化器の使い方を教えて頂き、安田っ子6年生の2人が代表で実際に扱ってみたところ、よく理解していて、手際よく消火活動が出来ていました。更に、煙いっぱいの教室での避難活動の体験を実施。口にハンカチ等をあて、腰をかがめての避難でした。視界が悪くなるため、少し、ドキドキしながらの体験でした。命を守るための行動は、「おさない、かけない、しゃべらない、もどらない、ちかよらない」に気をつけて、『安全に・迅速に・確実に!行動する!』が大切なんだと、改めて実感しました。国頭消防隊員の皆様、有り難うございました。
夢・希望への架け橋=チャレンジ!(キャリア教育講話)
令和元年6月25日(火)の5校時に、東部へき地診療所所長の町田 孝氏をお迎えしてキャリア教育講話を拝聴しました。町田先生は、「小学校の時は、毎年やりたいことや興味がどんどん変わっていった。でも、夢中になれる何かがあるってことはとても素敵な事ですよね!」と、優しい口調で安田っ子に語りかけてくれます。引き込まれるように、小学校・中学校・高等学校の時のお話やいつから、お医者さんへの道を考えたか?等、その時その時の気持ちを思い出しながら、お話ししてくれました。お医者さんになってからの、やりがいや辛さ等も率直にお話なされるたびに、安田っ子の心の中に何かが芽生え始めているようで、大変うれしくなりました。「やってみたい!と思った時がチャンス!」の言葉に、うなずく子ども達の表情が生き生きと輝いて見えました。
安田区慰霊祭へ参加
命どぅ宝!三校合同平和集会!
令和元年6月20日(木)3校時に、「三校合同平和集会」を開催しました。講師に、鏡地出身の山城正二氏をお招きし、戦争体験時のことをお話ししてくださいました。山城さんは、10歳の時に出身地の村鏡地で沖縄戦を体験。1945年1月に自宅近くの民家が米軍機の機銃射撃を受け、幼児が即死したことを父親から聞き、戦争の恐ろしさを実感したそうです。戦争が終わり38年間、社会科の教師として「平和の大切さ」を教えてきたという。山城さんは、「広島や長崎の原爆、沖縄戦などの反省から日本国憲法9条、戦争放棄の考えが生まれた。平和や命どぅ宝、人権を大切に、悲惨な戦争を語り継ぎ、風化させないと同時に、平和創造へ向けて考え・行動することの大切さ」等を熱く語ってくれました。三校の児童からは、御霊を慰めるために『月桃の花』を奉納し、創作した平和宣言を発表し、山城先生に聴いて頂きました。山城先生は、安田小・安波小・奥小の6年生6人に『平和大使』の任命状を手渡してくれました。「今私たちに出来ることから、一つ一つ取り組んでいきたい!」や「お友だちと仲良くすることをがんばる!」等、安田っ子なりの平和への想いや学びが深まった平和集会でした。
安田っ子挑戦!魚さばき体験学習!
令和元年6月6日(木)に安田漁港にて、恒例の親子魚さばき体験学習を行いました。安田っ子は、去年よりも大きな魚が一杯のキーパーをみて、「ヤッター!おっきいのやったるぞー!」と張り切っていました。国頭漁港の皆さんが取ってきてくれた魚を、目の前にして、早速用意してきた包丁を取り出して、作業に入る安田っ子たち。昨年までは、おそるおそる魚に触れていた安田っ子も慣れた手つきでガサガサとうろこをとり、はらわたをさばく姿がイタに付いてきたように見えるではありませんか!我が子のてきぱきとさばく様子を見守るお父さん・お母さんが、息子・娘の成長に笑顔で喜んでくれていました。年に一回の取り組みですが、魚との真剣勝負に、目を輝かす安田っ子。当日は、旧暦のユッカヌヒーにあたり、漁港の皆さんに感謝の気持ちを「エイサー」の踊りを披露する安田っ子でした。