平成30年6月22日(金)に、安波小学校との集合学習において平和集会を行いました。講師に字安波出身の「平良啓子」氏をお招きし、講話して頂きました。講師の平良啓子氏は、先の沖縄戦の時に、対馬丸の遭難時における生存者としての体験を、安田っ子や安波っ子にわかりやすく、その時の様子やお気持ちなどをお話しくださいました。小さいときの思い出やお友だちのことをこんなにも、忘れずに覚えていることに、皆、感心しきりでした。みしらぬ土地での不安な生活を乗り越え、生き抜いてきた啓子さんの“たくましさ”に驚きました。小学校の先生としてお勤めになっていたそうです。長い年月を経ても、戦争の恐ろしさ、苦しさ、友人を亡くした悲しみなどは、忘れられない出来事として、心の扉を開いて伝えてくれました。啓子先生のお話を聴きながら、涙をこらえながら聞いているお友だちも多かったです。子ども達からも、啓子先生へ「平和宣言」を発表し、「月桃の花」の合唱を聴いて頂きました。生きている今を、どのように生活していくことが大切なのか、「平和とは・・・」「命とは・・・」「過去~現時~未来へと・・・」一人一人が、しっかり向き合って考えて欲しいことがたくさんあったように思います。“啓子先生”貴重なお話を聞くことができましたことに、大変、感謝申し上げます!