令和元年6月20日(木)3校時に、「三校合同平和集会」を開催しました。講師に、鏡地出身の山城正二氏をお招きし、戦争体験時のことをお話ししてくださいました。山城さんは、10歳の時に出身地の村鏡地で沖縄戦を体験。1945年1月に自宅近くの民家が米軍機の機銃射撃を受け、幼児が即死したことを父親から聞き、戦争の恐ろしさを実感したそうです。戦争が終わり38年間、社会科の教師として「平和の大切さ」を教えてきたという。山城さんは、「広島や長崎の原爆、沖縄戦などの反省から日本国憲法9条、戦争放棄の考えが生まれた。平和や命どぅ宝、人権を大切に、悲惨な戦争を語り継ぎ、風化させないと同時に、平和創造へ向けて考え・行動することの大切さ」等を熱く語ってくれました。三校の児童からは、御霊を慰めるために『月桃の花』を奉納し、創作した平和宣言を発表し、山城先生に聴いて頂きました。山城先生は、安田小・安波小・奥小の6年生6人に『平和大使』の任命状を手渡してくれました。「今私たちに出来ることから、一つ一つ取り組んでいきたい!」や「お友だちと仲良くすることをがんばる!」等、安田っ子なりの平和への想いや学びが深まった平和集会でした。